受賞作品一覧
【入賞】

【守口市長賞】市長賞は全国展に応募します
「竹の落とし子の筍の落とし子(竹の孫)」山下 陽生(庭窪小4年)
図工の時間に、先生に筍を見せて貰いました。月に届く竹になる筍を描こうと思って描きました。ふつうの茶色だけでなく緑や赤も混じっているのが難しかったですが、大きくなりそうな元気な筍に描けたと思います。

【守口市教育委員会教育長賞】
「スイミー」上原 皇海(佐太小2年)
かくのがめちゃくちゃたのしかったです。スイミーたちをかくのがむずかしかったけどたのしかったです。

【(公財)関西・大阪21世紀協会賞】
「楽しかった海遊館」村本 理一(八雲小3年)
海遊館がなつかしくてすごいなーと思って書いていて自分だけでなく全員が見えるようにして、角どもいいかんじにしました。

【産経新聞社賞】
「6月下旬のあじさい」北町 有紗(錦小6年)
あじさいって「モコモコ」してるんかと思ったけど、自分が見に行ったときは、花があまりなくてクキとかが見えていて絵を描くのがむずかしかった。光りが当たっていたところは白色だった。葉っぱがたくさんあったから描くのがたいへんだった。

【産経新聞 厚生文化事業団賞】
「スイミーの冒険あんどスイミーの夢」星 心音(八雲東小2年)
まぐろがいちばんじょうずにかけたとおもいます。いせえびがすごくじょうずにかけたとおもいます。

【大阪府 MOA議員連盟賞】
「かえるのあかちゃんがいる」益田 恵舞(金田小1年)
はさみできるのがむずかしかった。ぼかしがたのしかった。じぶんのなまえがんばったです。
【審査講評】
昨年はコロナ禍の中にあって本展覧会は中止されましたが、今年は実行委員会皆さまのご尽力によりまして再開できましたことに深く敬意を表します。今回はコロナ感染症対策のため参加作品点数は例年よりかなり少なくなりましたが、時間的に余裕が生まれ、一点一点を丁寧に鑑賞・審査させていただくことができました。
本展覧会の主旨を理解され、日頃の学校・園の教室から生まれた作品群であることに、大切な意味を感じながら、審査にあたっては、絵と題名を見ながら、その児童が「何を感じて表現しようとしたのか。」という主題性をできるだけ丁寧に読み取ろうと私の視力をそそぎました。作品からまばたくその児童の光を見てやろうと努めました。
教室から生まれた絵画。そこには指導者の位置があり、児童たちへの表現導入(題材名の提示など)により、一人ひとりの児童は様々な感覚を働かせながら、自らの能動的な活動を通して、形や色、イメージなどをとらえています。児童の表現の光をより輝かせるために指導者の適切な声掛け、素材の工夫、場の設定など指導要因をも考えながらの審査でした。
そして、児童が描く喜びや楽しさを、より多く、強く味わっている作品。言い換えれば表現への作者の主題が明確に表れている作品が、入賞に選ばれたと言えます。
これからも、児童一人ひとりが感性を働かせながら描く楽しさを体感し、表現の交流を通して自他の良さをわかり合える、学ぶ児童たちに期待を寄せます。
元小学校校長 増田生紀男
元小学校校長 今西榮